「教科書、ないです」。
だから僕らは、共に考え、
共に成長する。
最前線で成長されている皆さんですが、日々どのように仕事を覚えているのでしょうか?
Yさん:ひたすら実践ですね。商品の手配の仕方なども、何度も何度も繰り返すことで「こういう感じか」と体で学んでいるように思います。
Uさん:僕も同様で、分からないことはすぐに大江さんに聞いたり、売り場で
分からないことは売り場の方に聞いたりして、その場で吸収しています。
Oさん:そうですね。正直に言うと、社内で固まったマニュアルがないのが現状です。売り場ごとに求められることも違いますし、長年勤めている先輩方が築いてきた仕事の進め方も様々です。
だからこそ、僕らのチームでは、指導者と受け手という一方的な関係ではなく、チームで一緒に経験し、一緒に間違え、一緒に怒られる。でも「イベント、成功したね!」、「この商品が売れたね」と共に心の底から喜びを分かち合うことができる。そんな、人間味あふれるスタイルで日々成長しています。
実践の中で仕事を覚えているとのことですが、いわゆる
「マニュアル」がない環境に、入社当初は戸惑いはありませんでしたか?
Yさん:正直、最初は「何で教えてくれなかったんだろう」と思うこともありました(笑)。もちろん、ある程度の指針はあった方が良いと思いますが、それは本当に最初だけでいいかな、と。あとは今のように、少し自由な感じで、自分で考えて動く裁量の大きさが、一番の成長に繋がっていると感じています。
Oさん:二人から「大江さん、それ教えてくださいよ」と正直に言ってもらえるのは、すごくありがたいです。
100年の歴史の中で、例えば電話の取り方一つとっても、ベテランの先輩方がそれぞれの現場で最適化してきた「我流の正解」が無数にあります。それがスタンダード化されていないのが現状なんです。その伝統あるやり方を尊重しつつも、これからの時代に合わせて僕たち若手が新しいスタンダードを創っていかなければならない。その生の声を元に、今、私なりに教育制度を考えている最中なんです。
言うなれば、確立されたやり方をただ学ぶのではなく、自分たちの手で『未来の教科書を創っていく過程』に、チーム全員で参加できる。これは、他では決して得られない、今のオオエックスならではの面白さだと思います。

上司?いや、最高のチームメイト。
言いたいことは、ちゃんと言う。
他己紹介をお願いします。Oさんから見た、お二人の印象はいかがですか?
Oさん:Yさんは、「自分をしっかり持っている子だな」というのが第一印象です。私の抜けている部分や、指示したことを最後まで丁寧にやり遂げて、徹底的にバックアップしてくれる、非常に信頼できる存在ですね。ただ、期待して任せる仕事が増えてきた分、もう少し報告・連絡・相談を徹底してくれたら、もう申し分ないかなと思っています!
Uくんは、おとなしい子だなというのが、第一印象です。実際に話すと本当によく喋るし、若いながらも自分で考えて行動しようとしている。その良いギャップに驚かされました。人当たりの良さが抜群で、お客様に対する真摯な姿勢や、売り場のスタッフから自然と好かれるところは、営業にとって一番大事な才能だと思います。これからもっと「自分がやる」という意識で、自発的に動けるようになれば、素晴らしい成長を遂げるはずです。
二人とも、僕にはないものを持っていて、日々刺激を受けています。
逆に、お二人から見た大江さんはどのような先輩ですか?
Yさん:初めて会った時から今も印象は変わりませんが、すごく話しやすいです。良い意味で「上司」という感じがせず、どんなことでも相談しやすいとずっと思っています。…ただ、時々、期限ギリギリになって
「やばい!」となっていることがあるので、そこは私たちがしっかりサポートしています(笑)。
Oさん:オブラートに包んでくれていますが、結構ありますね(笑)。
Yさんが「これ、もうそろそろですよ」とスケジュールを確認してくれるので、本当に助かっています。
取締役という立場は関係なく、お互いをプロとしてリスペクトし、言うべきことはしっかり言い合える。このフラットな関係性が、僕らのチームの強みですね。

若い感性 VS ベテランの経験値。
リスペクトがあるから、本気でぶつかれる。
売り場作りでは、若い世代の意見が通りにくい、といった難しさはありますか?
Yさん:そうですね。私たちの感覚と、売り場で何十年も働き続けているベテランの方たちの感覚が違うので、意見がすんなり合うことはあまりないかもしれません。
Uさん:売り場の方は、お客様が何を求めているのかを肌で知っています。ですから、その意見が尊重されるのは当然のこと。僕らも、若い人目線だけでなく、その店に合った商品を選ぶということを、これからもっと勉強していきたいです。
Oさん:本当は二人が「いいな」「こういうの欲しいな」と思ったことを形にできれば、一番お客様に寄り添えるはずなんです。でも、百貨店には歳時記という長年のデータに基づいた商戦の流れがある。その揺るぎない「経験知」と、僕らの新しい「感性」をどう融合させるか。その化学反応の中から、誰も見たことのない売り場を生み出していくのが、僕らのミッションです。その過程こそが、この仕事の難しさであり、面白さだと思います。
Yさん:「こちらの商品の方が良いのでは」と思っても、ベテランの方からは「こういう理由があるから、こっちの方が良いんだよ」と。その理由が毎回、私たちの想像を超えるほど深く、きちんとしているので、
いつも「そうなんだ!」と納得することばかり。ベテランの方々の知識や経験は、まさに会社の財産。毎日が新しい発見と学びですね。

「興味ゼロ」から「職業病」へ。
仕事が、日常を彩り始めた。
皆さんは元々、食器に詳しかったのですか?
Yさん:いえ、私は全く興味がありませんでした。でも今では、元々好きでよく行く生活雑貨店でも、つい食器売り場に見入ってしまったり、ご飯屋さんで出される器をじっくり見てしまったり…若干、職業病(笑)。全く知らなかった焼き物の世界に触れて、今ではお店で器を見て、『これ、何焼きっぽいな』と思って手に取ると当たっていたりすることがあり、少し嬉しい気持ちになります。
プライベートでも「この食器は、あの店舗の雰囲気に合いそうだな」なんて、自然と考えてしまいます。
Uさん:僕もあまりなかったですが、最近はパートナーと出かけた時に「こういう食器、いいね」と、自然と食器に着目することが多くなりました。ご飯を食べに行っても「この器、うちで扱ってたかな?」なんて考えたりしますね。仕事を通して、自分の興味の世界が広がった感じがして、面白いです。
Oさん:僕自身も、入社当時はそこまで強い興味があったわけではありませんでした。ただ、この会社の敷地内に住んでいた時期があり、幼いながらに売り出しの賑わいを見ていた記憶が、心のどこかに残っています。
二人と同じように、仕事を通してその奥深さに気づかされましたね。「これ、どこのメーカーだろう」と気になるようになったのは、入社してからのことです。仕事を通して得た知識が、自分の日常を少しだけ豊かにしてくれる。そんな面白さも、この仕事にはあると思います。
100年の歴史は、プライドじゃない。
変化し続けるための「軸」なんだ。
皆さんが感じる、この会社の「一番好きなところ」を教えてください。
Uさん:イベントの入れ替え作業が終わった後、お客様の反響を聞いた時に、「夜遅くまで頑張って良かったな」と、自分の仕事がダイレクトに結果に繋がる手応えを感じます。その瞬間が、一番好きです。
Yさん:この会社に入って、まず食器そのものに出会えたことが良かったな、と思います。入社するまで全く興味がなかった世界ですが、毎日たくさんの器に触れるうちに、「私はこういう夏っぽい色合いのものが好きなんだ」とか、自分なりの基準ができてきて。こんな風に自分の世界が広がっていく喜びを見つけられたのが、嬉しいです。
Oさん:僕が一番好きなところは、「100年企業」という歴史に固執していない点です。伝統に胡坐をかくのではなく、目の前のお客様のお困り事や、自分たちが新しく挑戦したいことに全力で取り組める。私たちは自分たちのことを「カメレオンのようだ」とよく言います。元々は陶器だけだったのが、お客様のニーズに応えるため洋食器、漆器、金属と扱いを広げてきた。その変化に対応できる柔軟性こそが、僕らが守り、次の100年へ繋いでいくべき本当の伝統だと思っています。
そして、その変化の歴史を創り上げてきたのが、50代以上の大ベテランの先輩方です。その方々が持つ知識や経験は、まさに会社の財産。その膨大な引き出しを自分がものにできれば、もっとこの会社でやりたいことが出てくるし、会社に貢献したいという気持ちが自然と湧いてくるんです。
一般社員だった頃は気づけませんでしたが、目の前の一年一年の地道な積み重ねが、振り返れば100年だった。そんな偉大な歴史を諸先輩方が築いてきてくれたという事実と、今も先頭を切って走ってくれる社長がいるこの環境が、僕はすごく好きですね。その伝統と革新の架け橋になることが、今の僕の役割だと感じています。

未完成な僕らと、
新しいオオエックスを創らないか。
最後に、未来の仲間となる方々へメッセージをお願いします。
Uさん:僕自身、食器に詳しいわけでもなく、ゼロからのスタートでした。だから、知識やスキルに自信がなくても、全く心配いりません。Excelなども使いますが、入社してから覚えれば大丈夫です。正直、社内はまだ静かな雰囲気かもしれません。だからこそ、新しい風を吹き込んでくれるような、明るく元気な人が来てくれたら、僕ら若手チームももっと活気づくし、一緒に会社を盛り上げていけるんじゃないかなって、すごく楽しみにしています。
Yさん:私も、入社するまでパソコンが得意ではありませんでした。でも、大切なのは「今できること」より「これから学びたい」という気持ちだと思います。仕事は、やりながら覚えていけば大丈夫です。
個人的には、**自分だけの「好き」や「こだわり」をしっかり持っている人と一緒に働けたら最高ですね。**周りに流されるのではなく、「私はこう思う」と自分の意見を言える人。そんな新しい感性を持った人が来てくれたら、この会社はもっと面白くなるはずです。
Oさん:正直に言って、福利厚生など、今の会社の体制はまだ完璧ではありません。でも、そんな中で飛び込んできてくれた仲間には、僕ができる限りのことは全てしたい。
それが、この会社を変える基盤になると信じています。分からないのが当たり前、できないのが当たり前です。若手のトライアンドエラーを、僕が全力でサポートします。
心配事も多いと思いますが、未完成な僕らと一緒に、新しいオオエックスを創っていく面白さを、ぜひ感じに来てください。